Q1.私にもしものことがあった場合、相続税はどのくらいかかりますか?

相続人は、2人(長男、次男)います。
財産の価額は、自宅(土地2,000万円・建物1,000万円)、預貯金(4,000万円)の合計7,000万円です。

私にもしものことがあった場合、相続税はどのくらいかかりますか?

A1.相続税はおよそ「120万円」かかります。

自宅の土地については、『小規模宅地等の減額』の特例の適用を受けることで、1,600万円の評価減の適用を受けることができます。

Q2.会社の株価が上がっています。相続税が心配です。

このまま息子に相続させると多額の相続税がかかると聞きました。

今のうちから何かより良い対策はありませんか?

A2.下記の株価引き下げ方法がございます。

①役員への退職金の支給

オーナー様など、役員の方に対して退職金を支払い、株価を下げることができます。

 

②土地・建物等の不動産購入の検討

アパート等の不動産を購入することで、購入から3年後には低い評価額をもって株価を計算することが可能となります。

 

③高収益部門の事業譲渡・会社分割の検討

新会社を設立し、既存の高収益事業を新会社に事業譲渡や会社分割をさせることで株価上昇の抑制を 図ることができます。

Q3.アパートの新築を考えております。節税案はありますか?

会社で所有したほうが節税になると聞きました。

法人と個人のいずれの名義にすればよいでしょうか?

A3.法人の名義で取得すると、下記のメリットがございます。

①法人で家賃収入を受けることで、個人財産の蓄積を防ぎ、相続税や所得税の削減を図ることができます。

 

②法人で受け取った家賃収入をオーナー様のご家族に給与として配分し、所得分散を図ることができます。

 

③個人の所得税率と比べ、低い法人税率を適用することで節税を図ることができます。

Q4.当社は「A事業」と「B事業」の2つの事業を行っています。

長男には「A事業」を、次男には「B事業」を承継させたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

A4.「会社分割」を行うことで事業を切り分けることができます。

会社分割を行うことで「A事業」を「A社」、「B事業」を「B社」に会社を2社に分けることが可能です。

税法上の「適格分割」に該当すれば、無税により会社組織を変更することができます。

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